お知らせ・活動報告

お知らせ・活動報告

小学部 自立活動(時間における指導)

今回は、小学部の自立活動(時間における指導)の様子をご紹介します。

 

こちらは、本校の特色でもある音楽療法を取り入れた活動になります。

タッチベルを使用しながら、他者意識行動調整を主なねらいとして取り組んでいます。

自立活動は、集団での学習が有効・効果的な場合は小集団での活動も行いますが、基本は個別での学習になります。

カーテンやパーテーションで場所を区切り、教員と個別での学習ができるよう工夫しながら行っています。

 

年度当初 自立活動研修会

いよいよ来週から新学期がスタートしますね。

学校では、本校教職員向けに自立活動研修会を実施しました。

自立活動とはどういったものなのか、

活動を考える際どのような視点が必要なのか等、実践例を交えながら行いました。

♫始業式・入学式にみなさんにお会いできるのをたのしみにしています♫

抽出自立活動

 

「手指を使おう」

 手指をたくさん使うことをねらいとして、輪飾りを作りました。

 工程がいくつかありますが、一つずつ分けながら取り組み、徐々に全工程を一人で行えるようにして いきました。「はさみの操作」「目で見て指先を動かす」「工程を理解する」といったさまざまなポイントがありますが、繰り返し行うことで教員の支援は最小限で取り組めるようになり、生徒自身の自信にもつながっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「身体を動かそう」

 バランスボールを題材にした活動を紹介します。

 

「体幹」「バランス感覚」「ストレッチ」など、からだへのアプローチをねらいとしています。

 姿勢を維持すると体幹の力が向上したり、不安定なバランスボールに乗るだけでバランス感覚が養えたりする要素があるので、バランスボールでの活動を取り入れた授業をするグループも多いです。

 はじめは少ない回数や短い時間からスタートして、児童生徒の動きを見て、徐々に応用していくようにしています。

 体幹やバランス感覚などが向上したり、からだを動かしたりすることによって、他の学習場面でもプラスの学習効果が期待できます。

小学部・中学部 自立活動学習会

1月30日(火)小学部と中学部合同で自立活動学習会を行いました。

講師に言語聴覚士の後藤多可志先生をお招きして、「STの指導の実際と発達段階からみる個に適したコミュニケーション」というテーマでご講義いただきました。

講義の前半では、後藤先生が児童生徒の観察を行う際の視点を、実際の映像と共に詳しく解説していただきました。後半では、言葉を獲得するまでの段階について、AAC(拡大代替コミュニケーション)についての解説をしていただきました。

「コミュニケーション=ことば」にいきがちですが、子ども達に意味のある言葉、生きた言葉を獲得してもらうためにも、言葉に到達するまでの段階を丁寧に指導支援できたらと改めて感じました。

 

【小学部重複4.5年生】自立活動の様子

ねらい

・身体の学習を通して基本動作や姿勢を保持する力をつけられるようにする。

・一定時間気持ちを向けて活動に取り組むことができるようにする。

足首を柔軟に使うことができるようにはしごや一本橋を渡る活動に取り組んでいます。
傾斜をつけてもスムーズに進めるようになってきました。

肋木を登って、左右に移動できるようになってきました。

小学部3年生 自立活動の様子

【ねらい】

・見通しを持って落ち着いて活動に参加することができる。

・簡単なルールのある活動に取り組むことができる。

・様々な感覚刺激を受け入れることができる。

 

〈活動A バランスボール体操〉

 YouTube動画『越西バランスボール体操第一』を目で見て音で聞いて取り組む活動。

    片足で弾んだり、両足で弾みながら手を叩いたり、身体を前後左右に重心移動したり、と身体の様々な部分を使い姿勢を保ちます。

〈活動B ふれあいたいそう〉

 児童が横になり、教員が身体に圧刺激を入れる活動。

 体操のはじめに2択(タオル、スポンジ)の質問を行い、どちらを使用するか決めます。

 抵抗なく受け入れやすいように圧を加え、触覚にアプローチします。

 

 

〈活動C スクーターボード〉

 スクーターボード(板に車輪のついた乗り物)を教員と児童が交代で乗ったり引いたりする活動。

 ①教員が乗り児童が引く

  重さのあるものを引くため、腕や身体にグッと力を入れます。

 ②児童が乗り教員が引く

  落ちないように体幹を使います。児童から速度について要求を伝えてくることもあり、コミュニケーションをとる  学習につながります。


第5回 のびのび自立

12月20日(水)の放課後に、校内の教員向けの「のびのび自立」(ミニ研修会)を実施しました。

今回のテーマは「バルーン」です。

先生方とバルーンを使って、バルーンの使い方やバルーンを使うことで自然で引き出せる身体動作について体験しました。

バルーンは視覚的にも子どもたちの興味を引きやすく、活動内容によっては身体動作以外の部分にもアプローチできる教材になります。

 

文教大学で出前授業

12月19日(火)に本校自立活動部員が文教大学へ行き、

「特別支援学校における『自立活動について』」というテーマで講義を行いました。

自立活動とは何ぞやというところから、実際の授業の様子、授業の組み立て方流れについてのお話をしました。

学生さんにとっては難しい内容もありましたが、最後まで真剣に話を聞いてくれました。

質疑応答の際も、鋭い質問が多く、将来有望な学生さんの姿勢にとても嬉しくなりました。

第4回のびのび自立

11月30日(木)の放課後に、校内の教員向けの「のびのび自立」(ミニ研修会)を実施しました。

今回のテーマは「筒」です。

先生方と筒(アルミホイルの芯のイメージ)を使いながら、主に足裏やつま先にアプローチできる活動を体験してもらいました。

足裏でコロコロと転がす、前後ろで動作を止める、筒の上で土踏まずが当たるように足踏み等の準備運動を行い、ペアになってコロコロパスを行いました。

本校に通うお子さんの中には、足の指をグーパーできる力があっても、動かし方が分からない、ずっと動かしてなかった等の理由で上手に動かせないケースがあります。

今回のような活動を経ながら、自分の身体を上手に扱えるようになってくれると嬉しいです。

 

 

【小学部重複2年生】 自立活動の様子

【ねらい】

・粗大遊び、感触遊びを通して、体幹を支える力や皮膚で物を識別する力をつける

・分かる活動を中心に物を操作する力をつける

・サインやカードを用いた活動を通して、自分の要求や気持ちを表現する手段を増やす

 

〈活動① ふれあい体操〉

 部屋を暗くし音楽をかけた環境で児童は横になり、身体の各部に教員が「圧刺激」を入れていきます。皮膚からの刺激を受け入れられるようにし、触れられている箇所に注意を向けられるよう練習をしています。注意が向きやすいように触れる場所を少しずつ変えたり、ボディイメージが付きやすいよう目に見えるように触れたりしています。

 

〈活動② スクーターボード〉

 キャスターが付いたボードの上に児童が乗り、引っ張る活動です。体幹の鍛えることや平衡感覚の発達を促すことをねらいとした活動です。体が落ちないようにしっかりとタオルやフラフープを持って乗ることができるようになってきました!

 

〈活動③ まねっこピーナッツ〉

ハンドサインでのコミュニケーションにつながる活動です。「コップ」や「ぼうし」などの写真カードを見て、対応する体の部位に触るポーズをしたり、教員の動きを真似したりします。教員とのやり取りを楽しみながら、言葉・意味・動きの結びつきを意識したり、大きな模倣ができるよう練習しています。

令和5年度 第2回 自立保護者学習会

11月20日(月)令和5年度2回目の自立活動保護者学習会を実施しました。

講師は本校非常勤講師で言語聴覚士の後藤多可志先生をお招きして行いました。

テーマは「子どもと楽しく関わろう!~子どもに合ったコミュニケーションは何だろう?」です。

今回は事前に保護者の方からいただいた質問を交えながら、後藤先生に講義や解説をしていただきました。「ことば」の獲得についてでは、ことばを獲得するまでには過程があり、子どもたちがどの段階にいるのかを把握し、段階的にアプローチすることが大切。

「ことば」以外の発信方法によるコミュニケーションでは、①(マカトン)サイン②図形シンボル③VOCA等を紹介していただき、活用方法などを教えていただきました。

他にも、「会話の発達について」「発音が不明瞭について」のことにもお話をしていただきました。

最後には、質疑応答の時間を設け、保護者の方から困っていること、疑問に思っていることの答えていただきました。

短い時間ではありましたが、充実した学習会になりました。保護者の皆様もお忙しいなか、ご参加ありがとうございました。

小学部重複6年生 自立活動の様子

文字の学習に必要な力を育てる自立活動

【ねらい】

・文字を読んだり、書いたりするために必要な力を自立活動で身に付ける

 

文字を認識する(読む)ために必要な力

 *本児童は書きなれた文字でも、細かな部分の形や構成が曖昧なことが多い(写真1)

写真1:ひらがなの「や」の間違え

 →細かな部分に注目しながら全体の構造を把握する力(細部視知覚と全体視知覚の整理)

 活動A:分割パズル(6~8分割)

     はじめは絵がつながりそうな部分を手元で合わせて確認していたが、上達してくると 

     左上に基準になる1枚を貼り、そこから絵を完成させていくようになってきた。

 活動B:マグネットを使った位置把握

     角のマグネットを基準にして、横に〇個等を指さしなどで数えながらやっていたが、視て確認することが 

     できるようになってきた。

  

文字を書くために必要な力

 *文字を立体的なイメージで捉えることが難しいため、慣れない文字は線を交差させずに書くことがある。

 →平面の絵を立体的にとらえて、ブロックで構成する力(空間認知の向上)

  活動C:平面の見本での具体物の操作

      横や縦に並べることは初めからできていたが、面がくっつかない構成や見えていないところのブロックを 

     想定して積むことが難しかった。実際に作ったり、作ったものを分解することで、スムーズに行えるよう

     になってきた。

 

☆今回は、文字の学習を支える力として紹介しましたが、視る力や認知処理の方法が整理されることで、生活の中でも球技等の運動に積極的になったり、活動に集中したり注目したりする時間が増えたりすることも期待しています。

 

高等部自立活動学習会

10月26日(木)高等部自立活動学習会を行いました。

講師に作業療法士の小川恵美子先生をお招きして、「事例から見る作業学習での効果的な指導について」というテーマで進めていきました。

生徒が作業学習に取り組んでいる様子を動画で見たあとに小川先生から解説や資料を用いての講義をしていただきました。

その後は作業班ごと(木工、窯業、手工芸、農園芸、きのこ、リサイクル、清掃事務サービスの7班)に分かれて、グループワークを行いました。「〇〇の活動ならできる」「〇〇なアプローチが必要だ」などさまざまな視点からたくさんの意見があがりました。

最後には各班で出た意見を学部内で共有することで、現在とは違った作業内容の考案、環境整備の重要性を再認識することができました。

第3回 のびのび自立

10月6日(金)の放課後に、校内の教員向けの「のびのび自立」(ミニ研修会)を実施しました。

今回のテーマは「ストレッチポール」です。

先生方にストレッチポールに乗ってもらいながら、その効果を体験してもらいました。

肩回り→背中→腰→股関節の順に、各部位にアプローチできる動作を行っていきました。

ストレッチポールの効果の感じ方として、全ての動作を終えた後に、ストレッチポールから降りて、床に寝てみると、背中全体が床にくっつくような感覚を味わえます。

 

15分~20分程度乗り続けるだけでも、効果が出てくるので気になる方は、ぜひ体験してみてください。

 

 

【自立活動】教職員研修

9月19日(火)教職員研修を行いました。

講師は本校非常勤講師で作業療法士の小川恵美子先生をお招きして行いました。

テーマは「学習や生活動作における困り感と体の関係〜発達の土台となる感覚の理解について〜」です。

感覚統合理論をもとに「目の動き」「前庭感覚」「触覚」「固有感覚」について具体的なお話がありました。

講義中に体験活動も行い、動きを通してどういった感覚になるのか、手で肌を触れる際、触り方の違いでどういった感覚になるのかなどを感じることができました。

今回の講義で学んだ感覚の部分に課題があるお子さんも多いので、さまざまな角度からアプローチや指導支援をしていければ良いと思います。短い時間でしたが、学びが多く充実した研修会になりました。

令和5年度 自立活動部主催全体研修

8/30(水)臨床心理士の遠藤先生を講師に招き、「子どもの主体性を引き出す環境整備」を大きなテーマとして掲げ、研修会を行いました。

前半は遠藤先生より、「子どもの行動に影響する環境刺激」をテーマに、ASDやADHDを例に挙げながら子どもたちの情報処理の仕方や刺激に対する特徴的な行動について、物的環境整備や「人的刺激」(普段子どもと関わる人自体も刺激になりうる)についての、専門的なお話を伺うことができました。

後半は、「子どもへの人的支援を考えよう」をテーマに、2人1組のロールプレイを行いました。先生役と子ども役に分かれて、「過度な人的刺激を与える支援」と「人的刺激を控えた支援」の2パターンを実際に行い、それぞれの支援をどのように感じたかを話し合ってもらいました。

最後に遠藤先生から、「行為の中の省察」というお話がありました。お話の中での「行為の中の省察」とは、教師(支援者)が子どもと関わりながら、自分の行動を客観視して、自分の行為に対して「子どもはこう感じているな」「こう反応しているな」とつぶさに気づき、子どもに合わせてアプローチを柔軟に変更していく、対人援助技術の一つだそうです。

常に情報が飛び交う変化の激しい今の時代だからこそ、改めて対人援助職の基本に立ち返り、人と人が関わることの大切さや難しさを「環境整備」というテーマの中から深く考えることができました。

  

高3重複学級 自活授業

 

●それぞれの特性に合わせた授業を行なっています。「歩行における身体のバランスと体幹強化」を目指している生徒には、指示された物を正確に運ぶ「運び学習」の後、「バランススティック」に取り組みました。2本平行に並べたものから一本橋、一本一本を離したものからそれを斜めに置いたもの(写真)…等、系統性を持って実施しました。生徒は、他教科と違って視点安定し、スティックから落ちないようにしようとするがんばりを見せてくれました。

 

 

  

 ●「ひらがなの認識向上」を目指しているいる生徒は、「ひらがな積み木」に取り組みました。5種類のひらがなから指示されたひらがなを取り教員に渡す、積み木の裏に書いてある絵の名称を問題として質問しそれ答えて教員に渡す、積み木で示された友人や教員の名前を3択問題で答えたり、友人や教員の名前を積み木で作成する課題(写真)まで実施しました。段階的にゆっくりの進度で行なうことにより、定着しやすくなりました。

 

 

 ●「意思疎通の向上」を目指している生徒は、「指示された色の玉を穴に入れよう」に取り組み、言われた色を次々にすぐ認識し、手を伸ばして取り、穴に入れ込むをとても集中して実施できました。ウォーミングアップとして行なっています。指示された玉の色がない場合、肩をとんとんをして「困っている感情」を表し、再度すぐに続けられるように取り組んでいます。

 

 

  

 

 

●「指先の巧緻性向上」も目指している生徒は、入り口の小さな穴に玉を入れる、穴を棒に通す(手首の捻転)動作を繰り返し取り組んで、動作への慣れも目指しています。 入れる瞬間や差し込む瞬間に手の震えがあることも本人も自覚しており、それに対してもとても真摯に取り組んでいて、諦めずに一生懸命やろうとする姿勢を褒めつつ、見守っている現在です。

 

 

令和5年度 第1回 自立保護者学習会

7月13日(木)令和5年度1回目の自立活動保護者学習会を実施しました。

講師は本校非常勤講師で理学療法士の矢作公佑先生をお招きして行いました。

テーマは「生活に必要な動きって実は難しい!?」です。

今回は生活動作の中でも『靴を履く』『書く・描く』を取り上げて、身体のどの部位がどう動いて、どのように連動しているのかを一つ一つ丁寧に解説していただきました。講義中、実際に効果的な動きや動作を体験することで、理解が深まった様子でした。

後半は、タオルを用いて体操を行いました。肩甲骨やお尻、口のまわりの体操を全員で体験をしました。自宅や学校でも簡単にできる体操なので、さまざまなところで取り組んでいけるとよいと思います。

短い時間ではありましたが、充実した学習会になりました。保護者の皆様もお忙しいなか、ご参加ありがとうございました。

第2回目は11月20日(月)の予定です。

第2回 のびのび自立

6月30日(金)の放課後に、校内の教員向けの「のびのび自立」(ミニ研修会)を実施しました。

今回のテーマは「スクーターボードで養える感覚について」です。

スクーターボードですが、「固有感覚」「前庭感覚」を養うのに自立活動の授業等でよく使われている教材です。

揺れや回転の活動紹介をしたあと、実際に体験しました。

回転の際に、頭の向きを「前」「後ろ」「横」など向きを変えるだけで感じる刺激が異なることも実感できました。

最後には、ボディイメージを養う活動として輪くぐりゲームを行いました。

中学部 グループ自立(風グループ)の活動

風グループでは、1年生2名、2年生1名、3年生3名の計6人で活動しています。

このグループでは、

・ルールのある活動の中で、他者を意識して自分の気持ちを相手に伝えたり、適切なかかわり方を身に着けたりすることができる。【人間関係の形成】

・安心できる環境の中で見通しを持ち、自分の気持ちをコントロールすることができる。【心理的な安定】

の二つのねらいをもとに活動しています。

  

〈だるまさんが転んだ〉

始めは教員が鬼役になり、ルールを確認しました。生徒たちがルールを把握し、自分で動く、止まるができるようになったので、活動をステップアップ! 生徒が鬼役になり、「DoropTalk VPP」というアプリを活用し、イラストを見て複数の指示の中から自分で選択して指示を出すようにしました。

友だちに動きの指示を出す鬼役は、「相手に伝わる声の大きさ」を意識できるように「Sound Level」というアプリを活用しました。事前に針がどの色をさすのがよい声の大きさか確認することで、適切な声量を意識できるようにしました。

鬼役以外の生徒は、指示を聞き分けすぐに動けるようになってきました。

 

   

   【DropTalk VPP】         【Sound Level】

 

〈アクティブアーケード〉

生徒同士が話し合って順番を決めました。「僕は1番がいいけど、ほかに1番やりたい人?」のように友だちに聞き、やりたい順番がかぶってしまったときは「じゃんけんできめればいい」とアイディアを出してくれる生徒もいました。

この日の活動は、足で的をタッチするゲームでしたが、友だちの様子を見てどうすれば得点を伸ばせるのか作戦を立てたり、「画面と遠すぎるから、もっと近づいたほうがいいよ」とアドバイスをくれたりする様子も見られました。

また、順番を視覚的に示すことで次の順番の友だちに声をかけてくれる姿も見られるようになりました。

  

 

令和5年度 第1回のびのび自立

5月26日(金)の放課後に、校内の教員向けの「のびのび自立」(ミニ研修会)を実施しました。

 

今回のテーマは「バランスボール」です。

バランスボールのサイズの選び方や乗り方や、子ども達の支援を行う際の具体的な方法についての解説、現在公式YOUTUBEチャンネルにアップされているバランスボール体操を行いました。

「抽出自立活動」

本校には、自立活動部員が児童生徒と一対一又は小集団での指導を行う「抽出自立活動」という授業があります。

今回はこの「抽出自立活動」の授業の様子をご紹介します。

 

(1)タッチベルやタンバリン等の楽器を使用しながら、他者意識や行動調整等の力の向上を図っています。“教員のうたう歌に合わせて楽器を鳴らす”、“決められた回数だけ楽器を鳴らす”等をルールを設けながら行っています。

 

(2)ハンモックやブランコ等の揺れ遊具やトランポリンや回転椅子等を使用しながら、生活や学習の基礎となっている“基礎感覚”を養うことをねらいとして行っています。遊具は、児童生徒本人が”やりたい!”と思ったものを選択し、写真カード等を用いて教員に意思表示をしてから取り組んでいます。

 

   

小学部2年生 自立活動の様子

 

A-2グループ

ねらい

●様々な身体の動きを経験する。【身体の動き】
●やりたい気持ちや、やりたいことを教員に伝えることができる。【コミュニケーション】

 

<遊具>

回転椅子、ローリングシーソー、トランポリン、スクーターボード等で身体をたくさん動かしています。写真カードの中から、取り組みたい遊具を指で差して選択し、取り組んでいます。同じ遊具でも、動かし方、回し方を変えることで、様々な動きを経験できるようにしています。

  

 

 

<ふれあい体操>

マットに横になり、音楽を流して、教員が児童のお腹や背中、足など、様々な身体の部位に触れていきます。教員からのかかわりを受け入れることができるとともに、ゆったりとした雰囲気で行うことで、リラックスし、落ち着いた気持ちで活動に参加することができています。

 

 

 

小学部4年生 自立活動の様子

「小4Aグループ」

~ねらい~

・様々な運動動作を経験し、体の動かし方を身に付けることができる。

・他者からの係わりに応じることができる。

~活動内容~

【始めようの歌】

自立活動の始まりにおこなっています。教員からのタンバリンの提示に応じて、タンバリンを叩きます。他者からの係わりを受け入れる力やよく見て手を操作する力をねらいとしています。

【身体部位タッチ】

教員からの身体部位の言語指示とタッチの見本を示し、よく見て、よく聞いて該当の部位をタッチします。タッチ後は該当する部位をカバサで刺激を入れ、身体イメージを高めています。

【ふれあい体操】

手→腕→足→脚→お腹→背中の順に触圧刺激を入れ、その刺激を心地よく受け入れるようになります。過敏だった感覚が、心地よさに変わり、自らマットの上に寝転ぶようになりました。

 

文教大学!

12月20日(火)に本校自立活動部員が文教大学へ行き、

「特別支援学校における『自立活動の実際について』」というテーマで講義を行いました。

実際の授業の様子をお見せしたり、

本校の特色の一つでもある音楽療法について体験活動を行ったりと、

盛沢山な講義となりました。

また最後には、

本校中学部・高等部の生徒たちが、作業学習時につくった製品をプレゼントさせていただきました。

文教大学のみなさん、ありがとうございました。

今後も地域とのつながりも大切にしていきたいと思います。

 

 

 

小学部6年生 自立活動の様子

『A グループ』

~ねらい~

・いろいろな身体の使い方を経験し、身体を使う意識を高めることができる。

・身体の緊張を緩和し、リラックスして活動に取り組むことができる。

・友達や教員と一緒に活動に取り組むことで相手を意識することができる。

 

~活動内容~

<タオルキャッチ>

裸足になり、足の指をギュッと握ってタオルをつかむ活動です。初めは低い位置に籠を置いていましたが、高い位置に籠を置いても足を上げてタオルを入れることができるようになりました。

 

<音のキャッチボール>

トーンチャイムを使い、キャッチボールのように相手から鳴らされたら鳴らし返す活動を行いました。回を重ねるごとにルールがわかり、相手をよく見て活動に取り組むことができるようになってきました。

高等部3年 自立活動の様子

『もののけグループ』

~ねらい~

・自分の身近な人間関係や状況に応じた適切な言葉や態度について具体的に考える。

・かかわりを通してコミュニケーション能力を養う。

 

~活動内容~

〈事例検討〉

友達関係について、具体的なエピソードを用いて生徒たちに考えてもらいました。仲の良い友達でも、しつこくしたり伝え方が上手くいかなかったりすると関係が崩れてしまうことをよく理解していて、どうしたらよいかまで考えることができました。

〈Yes,Noゲーム〉

グループ対抗で行い、お題は相手チームが出します。お題はリーダーのみが見ることができ、リーダーはYesかNoとしか答えてはいけません。質問を重ねて答えを導いていきます。様子を見ていると超ファインプレーとなるような質問が出るなど、大いに盛り上がりました!その他にもカードゲームなどを通して相手の意図や表情を読み取るとてもよい学びとなりました。

 

 

『ポニョグループ』

~ねらい~

・色々な揺れや姿勢の変化に応じて身体を動かすことができる。

・他者の動作の変化に応じて動くことができる。

 

~活動内容~

<身体の調整力を高める運動(バランスボール・バランススティック等)>

バランスボールでは足踏みや前後左右の重心移動を行いました。楽器の音やリズムに合わせて自発的に動

きを使い分けることができました。また、仰向けの姿勢で乗った時は身体の力を上手に抜くことができるよ

うになりました。バランススティックでは、落ちないようにバランスを取りながら前歩き、後ろ歩きをする

ことができました。また、スティック上で大股で歩くこともできました。

 <楽器を使用した音のキャッチボール>

トーンチャイムを使って音のキャッチボールを行いました。最初は相手を待たずに先に鳴らしてしまったり、自分に来ていることに気付かずに鳴らすことができなかったりと失敗してしまうこともありましたが、繰り返し行う中で、相手の目をよく見てから鳴らすことでスムーズにキャッチボールすることができました。また、目標回数を設定することで、楽しみながらも慎重に行うこともできました。

 

 

 

中学部自立活動学習会

11月11日(金)に中学部の教員を対象に自立活動研修会を行いました。

今回は、①体験活動、②講義、③グループワーク、の3本柱で行いました。

体験活動では、スクターボードやバランスボール等を使って自由に教材体験をしました。

講義では、諸感覚(固有感覚・前庭感覚・触覚)と遊びの関係について、作業療法士の小川 恵美子先生にご講義いただきました。

グループワークでは、中学部に在籍する生徒の実態をイメージしながら、「体育のサーキットメニュー」を考えました。①の体験活動や②の講義内容を加味しながら、楽しく身体を動かせるメニューがたくさん生まれました。

令和4年度 第2回 自立活動保護者学習会

11月11日(金)に第2回 自立活動保護者学習会が行われました。

今回は、本校の特別非常勤講師である作業療法士の小川 恵美子 先生を講師にお迎えし、

『子どもの気になる行動と感覚運動との関係について』をテーマに学習会を行いました。

”感情のコントロールが難しい” ”自己刺激行動で忙しい” ”姿勢が崩れやすい”…等の困ったことを

感覚統合の視点からご講義をしていただきました。

また、5,6人の小グループにわかれ、各ご家庭で気になる行動について情報共有をしたり、

頭の向きを変えて回転をし目の回り方を感じていただいたり、

圧をかけた触り方を感じていただいたり等、体験活動もたくさん行いました。

   

お忙しい中、今回もたくさんの保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。 
 

中学部 グループ自立(海グループ)の様子

今回は中学部で行われているグループ自立の様子を紹介します。

 

1「タッチベル(きらきら星)」

 自分の順番や、指定されたタイミングを意識してタッチベルをたたくことをねらいとしています。

 生徒にそれぞれタッチベルを配り、教員の提示するカードを見て順にベルを鳴らします。

はじめは周りの音や、カードに集中することが難しく、音がつながらないことがありましたが、活動を続けるうちに友だちの名前を呼び鳴らす順番を教える姿も見られるようになりました。

        

 

2 「ボール回し」

 友だちと協力する中で一緒に活動する子の名前を呼んで誘ったり、相手の動きに合わせたりすることをねらいとしています。

 

 二人一組でボール回しをしました。はじめは、教員に促されて友だちに声をかけに行っていましたが、活動を繰り返すうちに「誰と一緒?」と聞くと「○○さん一緒」と誘いに行く姿が見られるようになりました。また、渡すときも相手の動きをよく見て落とさないように受け渡しをすることができるようになりました。

            

【のびのび自立】実施!

10月21日(金)に【のびのび自立】を行いました。

今年度3回目となる今回は『楽器/音楽を使用した活動を体験しよう!』をテーマに実施しました。

行動調整や他者意識、注視・追視の力等を向上させる為に、

楽器/音楽をどのように自立活動の授業で取り入れていくのか活動例を紹介し、

実際にタッチベルやトーンチャイム等を使用しながら、先生方にも体験していただきました。

限られた時間の中でしたが、今回も有意義な研修会を行うことができました。

 

 

 

のびのび自立

9/30(金)にのびのび自立を行いました。

のびのび自立とは、自立活動部が中心となり、教職員向けに教材の使い方の紹介や実際に児童生徒が行っている活動の体験等を行っています。

第2回目となる今回は「ストレッチポール」の体験を行いました。

普段、授業で実践している先生方も多いので、今回は実際に先生方に動きや身体の変化を体験していただきました。

ストレッチポールに乗り、肩まわり→背中→腰→股関節の順番で力を抜いていくよう、さまざまな動きをしていきました。

全て終わったあとにストレッチポールから降り、床に横になると身体の力が抜け、いつもと違った感覚になってストレッチポールの効果を体験できました。

最後には、児童生徒への支援方法や注意点等を確認して終え、充実した時間になりました。

のびのび自立は月1回を目標に行っていく予定ですので、引き続き報告をお楽しみに!!

 

小学部自立活動学習会

9月16日(金)に小学部の教員を対象に自立活動研修会を行いました。

今回は、①体験活動、②講義、③グループワーク、の3本柱で行いました。

体験活動では”楽しく遊ぼう!”をテーマに、ハンモックやバランスボール等、様々な遊具を体験しました。

講義では、諸感覚(固有感覚・前庭感覚・触覚等)と遊びの関係について、作業療法士の小川 恵美子先生にご講義いただきました。

グループワークでは、どういった遊びがお子さんに有効なのか、事例をあげながら話し合いをしました。

今回の学習会で得たことを日々の教育実践に繋げていけたらと思います。

 

高等部2年 自立活動の様子

今回は、ipadを使用した授業の様子を紹介します。

 

1「お絵かき伝言ゲーム」

絵の上手い下手ではなく特徴を捉え、相手がわかるように伝えるのをねらいとしています。

3人1組を作り、ipadのメモ機能のペイントでお絵描き伝言ゲームを行っています。最初の人にだけお題を見せ、文字や解答に関する話を厳禁にして何問正解できるか挑戦をしました。

はじめは相手に分かりやすく伝えることを難しそうにしていた様子もありましたが、絵が得意な生徒の解答を見て、相手に分かりやすく伝えるコツを掴む生徒が増え、回数を重ねるごとにお題の特徴を捉えることができるようになってきました。

 

2「物の名前・挨拶トーク」

コミュニケーションの場を設定しし、語彙力向上と他者とのやり取りの楽しさを知ることをねらいとしています。

氏名や数種類の挨拶をアプリを使用して答えたり、ひらがな積み木の好きな文字を選んで、裏に書いてある文字をアプリで使用して答えたりしています。

令和4年度 自立活動研修会

7/28(木)校内の先生方向けの研修会を行いました。

テーマは「子どもの困難さの原因を考える~感覚と生活の関連から~」をテーマに、作業療法士の小川先生にご講演いただきました。

触覚、前庭覚、固有覚について、それぞれの感覚を捉える体験活動を行いながら、専門的なお話を伺うことができました。

2学期の後半には、保護者向け学習会でも小川先生にお話ししていただくので、楽しみにお待ちください。

   

抽出自立活動の様子

本校には、自立活動部員が一対一又は小集団での指導を行う「抽出自立活動」というものがあります。

今回はその「抽出自立活動」の授業の様子をご紹介します。

(1)タッチベルやトーンチャイム等の楽器を使用しながら、うたに合わせて楽器を鳴らす・提示された音の楽器を鳴らす等の活動を通して、他者意識や行動調整等の力の向上を図っています。

(2)ハンモックやブランコ等の揺れ遊具やトランポリンや回転椅子等を使用しながら、生活や学習の基礎となっている感覚にアプローチをする活動です。遊具は、児童生徒本人が”やりたい!”と思ったものを選択し、写真カード等を用いて教員に意思表示をしてから取り組んでいます。

 

令和4年度 第1回自立活動保護者学習会

7月5日(火)に第1回 自立活動保護者学習会が行われました。

今回は『子どもの気になる行動を探ろう』をテーマに学習会を行いました。

前半は、本校自立活動部員による、子どもの気になる行動の背景や諸感覚、こだわり行動の捉え方等についての講義を行いました。

後半は、少人数グループにわかれ、各家庭での困りごとや対処法について等の情報交換を行いました。

また、最後にはパラバルーンやカラーマットを使用した活動を体験をしていただきました。

今回もたくさんの保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。 
 

令和3年度 第2回 自立活動保護者学習会

 

12月13日(月)に第2回 自立活動保護者学習会が行われました。

今回は、本校の特別非常勤講師である臨床心理士の 遠藤 愛 先生を講師にお迎えし、

 

「子どもの行動の原因を考える」

~こだわり、自己刺激、不適応行動… なんでこんな行動するの?~

 

というテーマで学習会を行いました。

前半は遠藤先生にご講演いただき、後半は少人数にわかれグループ協議を行いました。

遠藤先生には、こだわりの意味や対応方法等、実例をもとにわかりやすい言葉で一つひとつ丁寧に説明をしていただきました。

グループ協議においても、どのグループも活発な話し合いが行われていました。

今回もたくさんの保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。

音楽療法の様子~小学部4年生~

小学部4年生では、自立活動の一環として、音楽療法士の先生に来ていただき、音楽療法セッションを行っています。

音楽療法は、音楽を意図的、計画的に使用し、音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害による困難さの改善、機能の維持改善、生活の質の向上、行動変容などを目指すことをねらいとしています。

リズムに合わせて楽器を鳴らしたり、先生のマネをしたりと、子どもたちは数少ない音楽療法の時間を楽しんでいます!

  

授業の様子~高等部1年課題別~

高等部1年Eグループでは、人間関係の形成やコミュニケーションの力を高めるために、聞き取りやすい声や話し方を身につけることをねらいとした授業に取り組んでいます。

1学期は、①腹式呼吸、②割箸やストローを使った滑舌トレーニング、③ゆっくり長く息を吐いて大きなシャボン玉を作る、④動画に合わせて早口言葉、などといった滑舌や発声のトレーニングを中心に行いました。生徒たちは、楽しみながらも一生懸命取り組んでおり、回数を重ねることで少しずつ慣れてきた様子です。

今後は、これまでのトレーニングに加えて、他者と会話を楽しむ力を高められるような学習に取り組んでいく予定です。

H28 職員向け 夏季自立活動研修会

8月26日に職員向け自立活動研修会を行ないました。

横河電機株式会社CSR部の箕輪優子様を講師に迎えて

 「キャリア教育と自立活動」~将来を見据えた自立活動を目指して~

と言うテーマで研修しました。
前半はワールドカフェ方式と言う手法でグループディスカッションを行ないました就職、就労のために学校ではどのようなカリキュラムを実施するといいか?というお題で自由な発想のアイデアがたくさん出ました。
後半は箕輪様の講義で、横河ファウンドリーの人材育成についてのお話をベースに、コミュニケーションの本質について、子どもたちのできることに目を向ける、子どもたちの強みを正しく捉える、等のお話をしていただきました。、学校でどんな風に子供たちを育てていくことがそれぞれの子供の人生にプラスになっていくのかを考える良い機会になりました。

H28 保護者学習会①②

7月14日に自立活動保護者学習会①が行なわれました。
本校の特別非常勤講師である鈴木涼子先生を講師にお迎えして

 「音楽療法とは」~音楽で一味違うコミュニケーションを楽しみましょう~

というテーマで学習会を行ないました。
たくさんの保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。

H28自立だよりno3.pdf

↑こちらの自立活動だよりで様子をお伝えしていますのでご覧ください。



12月20日(火)に、自立活動保護者学習会②を行いました。
本校の特別非常勤講師である臨床心理士の遠藤愛先生を講師にお迎えして、
こんな時どうする!?公共の場所での「困った行動」の理解
 
~障害のある子どもが社会と上手につきあうHow to

というテーマで学習会を行いました。

こちらも、たくさんの保護者の皆様にご参加頂きました。
子どもたちが社会でよりよく生きていくために必要な考え方や具体的な支援方法を、
実例を元にわかりやすい言葉で説明していただき、有意義な時間となりました。

H28自立活動だより№6をご覧ください。

H27 職員向け夏季自立活動研修会

平成27年8月24日(月)に職員向け夏期自立活動研修会を行いました。
テーマ 「ねらいくっきり、活用法たっぷり、授業力アップ!」
      ~自立活動の実践とキャリア教育の関連を考える~
前半は本校自立活動部より、各学部段階毎に大事にしたい自立活動の視点について確認し、小中高それぞれの授業をビデオで見ましたその後、学部を混合した小グループに分かれ、学部ごとの違いや互いの意見交換を行いました。活発な意見交換が行われました。

後半は所沢おおぞら特別支援学校の畠山和也先生による講義「キャリア教育の視点での自立活動 ~自立活動の実践とキャリア教育の関連~」をいただきました。キャリア教育について示唆に富んだ講義をいただき、職員の間でもキャリア教育についての考察が深まりました。

H27 第一回保護者学習会

平成27年7月14日()にH27年度第一回保護者学習会を行いました。

テーマ 
『個々を豊かにするコミュニケーションについて』
     
~言葉の発達や個々に応じた支援方法など、学び合いましょう~
講師は本校で外部専門家としてお世話になっている言語聴覚士である目白大学の後藤多可志先生でした。
事前に保護者の皆様から出していただいた疑問、質問、知りたいことについて、一問一答形式でお答えいただきました。

参加された保護者の皆様からは「コミュニケーションとは何か考え直す機会になった」「勉強になった。もっと聞きたい」などの感想をいただきました。たくさんのご参加をありがとうございました。
また、学習会の運営や内容についてより良くするための要望も何点かいただきましたので、次回の学習会に活かしていきたいと思います。

自立活動研修会


自立活動の指導の充実を図るために、職員向けの研修会を行っています。大学の先生等を講師に招き、授業研究や事例研究等を行っています。

 

【平成25年度の取り組み】

 本校の重点目標1「個に応じた指導、自立活動の充実を図る」を受け、各学部の自立活動の状況やニーズを考慮し、
今年度は『コミュニケーションの力』にスポットを当てて研修を行いました。
  • 【テーマ】
     『コミュニケーションの力をつけるために、何が必要か』 ~将来を見据えた自立活動の実践を目指して!!~
  • 【講 師】
     和光南特別支援学校 小池八重子教頭先生
  • 【内 容】
    [1]抽出自立活動参観 [2]研究協議(3分科会) [3]全体報告会                                                         [4]講義『知的障害特別支援学校における自立活動の意義と実践例』  ~コミュニケーションの力をつけるために、何が必要か~
 普段なかなかできない抽出自立活動の指導場面を実際に参観してもらい、分科会の中で児童生徒の実態や課題の
捉え方、自立活動の内容や具体的な支援方法について協議しました。
 
 また、本校(当時)や埼玉県教育委員会、現場と行政の双方で勤務経験を持つ小池先生からは、
  • なぜ、自立活動を行うのかを再確認
  • 児童生徒本人の『困難さ・課題』の背景原因を考える 
  • 『個々の状態』『合意』『対峙』『ルールの理解』『達成感・満足感』が指導の鍵
  • コミュニケーションの力をつけるために、『かかわり手のあり方』が重要
  • 伝わる喜び、安心感、共感性・共有性、自己選択・自己決定を大切に
ということを、実際の指導事例の紹介やご自身の指導経験を交えながら、具体的にお話し頂きました。そして、社会で生き抜くためには、困難を乗り越える力が必要で、そのためには『自己肯定感』を育む指導が大切、ということを教えていただきました。

保護者学習会

保護者からのニーズもあり、平成17年度から、自立活動に関する保護者学習会を企画して実施しています。 保護者のニーズを把握して、テーマや学習会の方法(講義・体験・座談会)を工夫して、年に2回実施しています。
 
【平成26年度の取り組み】
 1学期末に第1回、2学期末に第二回の保護者学習会を開催しました。

 第一回「心と身体のストレッチ」

 ストレッチポール体操、バランスボール体操、じりつ体操、シナプソロジーの実技を行いました。身体と頭をたっぷり使ってリフレッシュし、心もリラックスできた学習会になりました。

第二回「親子で楽しくコミュニケーション」
 目白大学で専任講師をされている言語聴覚士の後藤多可士先生によるご講義をいただきました。親子でコミュニケーションを楽しむために言語の発達の基礎をわかりやすく解説していただきました。

のびのび自立

職員の研修の場として、休憩時間を利用して
月1回程度、教材・教具の紹介をしたり、その
活用方法を研修したりしています。

【平成26年度の取り組み】
・粗大運動遊具の使い方
・認知学習のための教材・教具の紹介
・ストレッチポールの活用
・楽器・音楽を使った自立活動
・自立活動に活かせる集団遊びの紹介

各学部の授業に参加

各学部の授業に一緒に参加しながら、担当の教員と一緒に考えて指導しています。自立活動の視点から学習内容や支援の方法についてアドバイスを行います。
  尚、平成25年度から全学部で『自立活動』の時間が位置づけられました。学部・学年の要請に応じて、全ての学部・学年の授業に参加し、共に指導をしています。
 主体性や意欲を育てながら、個別の課題に迫る指導・支援を行うようにしています。


【平成29年度の取り組み】
小学部
・日常生活学習「給食指導」
・じりつ(1年・2年・3年・4年・5年・6年・重複学級)
中学部
・自立活動A・B(1,2,3年)
・課題別学習(1,2,3年)
高等部
・自立活動(1年・2年・3年)
・生活型自立活動(1年・2年・3年)

抽出自立活動

【抽出自立活動について】
  児童生徒一人一人のニーズに具体的に対応するために、本校では開校当初から抽出自立活動の指導を行っています。
 具体的には、抽出自立活動担当(自立活動部)との1対1の個別学習を基本として(小集団や朝自立等もあり)、
コミュニケーションや身体の使い方、落ち着いて活動する等の個々の課題に対し、指導をしています。
 指導時間数は、週2時間の指導時間を基本とし、学級担任と相談して時間割を決めています。
また、指導期間は1~2年とし、1年間終了後の年度末に継続について検討を行っています。
 「学部の自立活動」を支援する役割を担っています。

【平成29年度の抽出自立活動について】
 ①じっくりと関わりながら実態や課題をいろいろな面から見極めた指導を行ったほうが良い児童生徒や
  集団の中では効果的な学習が難しい児童生徒等に対し、指導を行っていきます。
  各学部で対象者を検討し、決定します。
 ② 中学部・高等部の抽出生徒は、「学部の自立活動」の他に「抽出自立」を週1~2時間
   小学部の抽出児童は、「学部の自立活動」の他に「抽出自立」を週1時間設けます。

【指導方針】
・個別の指導計画に基づき、本人及び保護者の願いを加味しながら、個々の実態に即した指導方針、指導目標を設定しています。
・児童生徒の興味関心のあるもの、児童生徒が分かりやすいもの、学級や家庭でも取り入れやすいものを中心に指導内容や学習環境を設定しています。
・学習を通して、単に「○○ができた、できない」ではなく、それまでの過程ややりとりを大切にしながら、個々の課題に取り組んでいきます。
・身につけた力を環境(場面・場所・人)が変わっても発揮できるように、学級担任や保護者との連携を図り、生活

 場面や集団での学習場面での指導につなげるように努めています。


【基本的な学習活動のポイント】
・児童生徒の主体性を大切にして、やりたいものを選択させたり、順番や回数を決めさせたりします。
・ひとつの活動の「始まり」と「終わり」をはっきりさせ、児童生徒に分かりやすくします。
・「やる・やらない」等の意思表示(やりとり)を大切にします。
・楽しいと感じること、人とのやりとりの楽しさを共有し、満足感・成就感を大切にします。
・児童生徒がわかりやすいコミュニケーションの方法を考慮します。(表情、具体物提示、サイン、写真カード、絵カード、文字など)


【保護者との連携】
・連絡帳
 抽出自立活動での学習のねらいや様子を、クラスの連絡帳を通じて簡単に伝えています。家庭での様子等を伝えてもらい、家庭生活へのアドバイスを行っています。
・保護者参観
 年1回の参観・懇談を実施しています。実際の指導の様子を見ていただき、指導のねらいを確認したり、家庭生活に生かせることを一緒に考えたりします。