お知らせ・活動報告

お知らせ・活動報告

抽出自立活動

 

「手指を使おう」

 手指をたくさん使うことをねらいとして、輪飾りを作りました。

 工程がいくつかありますが、一つずつ分けながら取り組み、徐々に全工程を一人で行えるようにして いきました。「はさみの操作」「目で見て指先を動かす」「工程を理解する」といったさまざまなポイントがありますが、繰り返し行うことで教員の支援は最小限で取り組めるようになり、生徒自身の自信にもつながっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「身体を動かそう」

 バランスボールを題材にした活動を紹介します。

 

「体幹」「バランス感覚」「ストレッチ」など、からだへのアプローチをねらいとしています。

 姿勢を維持すると体幹の力が向上したり、不安定なバランスボールに乗るだけでバランス感覚が養えたりする要素があるので、バランスボールでの活動を取り入れた授業をするグループも多いです。

 はじめは少ない回数や短い時間からスタートして、児童生徒の動きを見て、徐々に応用していくようにしています。

 体幹やバランス感覚などが向上したり、からだを動かしたりすることによって、他の学習場面でもプラスの学習効果が期待できます。

小学部・中学部 自立活動学習会

1月30日(火)小学部と中学部合同で自立活動学習会を行いました。

講師に言語聴覚士の後藤多可志先生をお招きして、「STの指導の実際と発達段階からみる個に適したコミュニケーション」というテーマでご講義いただきました。

講義の前半では、後藤先生が児童生徒の観察を行う際の視点を、実際の映像と共に詳しく解説していただきました。後半では、言葉を獲得するまでの段階について、AAC(拡大代替コミュニケーション)についての解説をしていただきました。

「コミュニケーション=ことば」にいきがちですが、子ども達に意味のある言葉、生きた言葉を獲得してもらうためにも、言葉に到達するまでの段階を丁寧に指導支援できたらと改めて感じました。

 

【小学部重複4.5年生】自立活動の様子

ねらい

・身体の学習を通して基本動作や姿勢を保持する力をつけられるようにする。

・一定時間気持ちを向けて活動に取り組むことができるようにする。

足首を柔軟に使うことができるようにはしごや一本橋を渡る活動に取り組んでいます。
傾斜をつけてもスムーズに進めるようになってきました。

肋木を登って、左右に移動できるようになってきました。

小学部3年生 自立活動の様子

【ねらい】

・見通しを持って落ち着いて活動に参加することができる。

・簡単なルールのある活動に取り組むことができる。

・様々な感覚刺激を受け入れることができる。

 

〈活動A バランスボール体操〉

 YouTube動画『越西バランスボール体操第一』を目で見て音で聞いて取り組む活動。

    片足で弾んだり、両足で弾みながら手を叩いたり、身体を前後左右に重心移動したり、と身体の様々な部分を使い姿勢を保ちます。

〈活動B ふれあいたいそう〉

 児童が横になり、教員が身体に圧刺激を入れる活動。

 体操のはじめに2択(タオル、スポンジ)の質問を行い、どちらを使用するか決めます。

 抵抗なく受け入れやすいように圧を加え、触覚にアプローチします。

 

 

〈活動C スクーターボード〉

 スクーターボード(板に車輪のついた乗り物)を教員と児童が交代で乗ったり引いたりする活動。

 ①教員が乗り児童が引く

  重さのあるものを引くため、腕や身体にグッと力を入れます。

 ②児童が乗り教員が引く

  落ちないように体幹を使います。児童から速度について要求を伝えてくることもあり、コミュニケーションをとる  学習につながります。


第5回 のびのび自立

12月20日(水)の放課後に、校内の教員向けの「のびのび自立」(ミニ研修会)を実施しました。

今回のテーマは「バルーン」です。

先生方とバルーンを使って、バルーンの使い方やバルーンを使うことで自然で引き出せる身体動作について体験しました。

バルーンは視覚的にも子どもたちの興味を引きやすく、活動内容によっては身体動作以外の部分にもアプローチできる教材になります。

 

文教大学で出前授業

12月19日(火)に本校自立活動部員が文教大学へ行き、

「特別支援学校における『自立活動について』」というテーマで講義を行いました。

自立活動とは何ぞやというところから、実際の授業の様子、授業の組み立て方流れについてのお話をしました。

学生さんにとっては難しい内容もありましたが、最後まで真剣に話を聞いてくれました。

質疑応答の際も、鋭い質問が多く、将来有望な学生さんの姿勢にとても嬉しくなりました。

第4回のびのび自立

11月30日(木)の放課後に、校内の教員向けの「のびのび自立」(ミニ研修会)を実施しました。

今回のテーマは「筒」です。

先生方と筒(アルミホイルの芯のイメージ)を使いながら、主に足裏やつま先にアプローチできる活動を体験してもらいました。

足裏でコロコロと転がす、前後ろで動作を止める、筒の上で土踏まずが当たるように足踏み等の準備運動を行い、ペアになってコロコロパスを行いました。

本校に通うお子さんの中には、足の指をグーパーできる力があっても、動かし方が分からない、ずっと動かしてなかった等の理由で上手に動かせないケースがあります。

今回のような活動を経ながら、自分の身体を上手に扱えるようになってくれると嬉しいです。

 

 

【小学部重複2年生】 自立活動の様子

【ねらい】

・粗大遊び、感触遊びを通して、体幹を支える力や皮膚で物を識別する力をつける

・分かる活動を中心に物を操作する力をつける

・サインやカードを用いた活動を通して、自分の要求や気持ちを表現する手段を増やす

 

〈活動① ふれあい体操〉

 部屋を暗くし音楽をかけた環境で児童は横になり、身体の各部に教員が「圧刺激」を入れていきます。皮膚からの刺激を受け入れられるようにし、触れられている箇所に注意を向けられるよう練習をしています。注意が向きやすいように触れる場所を少しずつ変えたり、ボディイメージが付きやすいよう目に見えるように触れたりしています。

 

〈活動② スクーターボード〉

 キャスターが付いたボードの上に児童が乗り、引っ張る活動です。体幹の鍛えることや平衡感覚の発達を促すことをねらいとした活動です。体が落ちないようにしっかりとタオルやフラフープを持って乗ることができるようになってきました!

 

〈活動③ まねっこピーナッツ〉

ハンドサインでのコミュニケーションにつながる活動です。「コップ」や「ぼうし」などの写真カードを見て、対応する体の部位に触るポーズをしたり、教員の動きを真似したりします。教員とのやり取りを楽しみながら、言葉・意味・動きの結びつきを意識したり、大きな模倣ができるよう練習しています。

令和5年度 第2回 自立保護者学習会

11月20日(月)令和5年度2回目の自立活動保護者学習会を実施しました。

講師は本校非常勤講師で言語聴覚士の後藤多可志先生をお招きして行いました。

テーマは「子どもと楽しく関わろう!~子どもに合ったコミュニケーションは何だろう?」です。

今回は事前に保護者の方からいただいた質問を交えながら、後藤先生に講義や解説をしていただきました。「ことば」の獲得についてでは、ことばを獲得するまでには過程があり、子どもたちがどの段階にいるのかを把握し、段階的にアプローチすることが大切。

「ことば」以外の発信方法によるコミュニケーションでは、①(マカトン)サイン②図形シンボル③VOCA等を紹介していただき、活用方法などを教えていただきました。

他にも、「会話の発達について」「発音が不明瞭について」のことにもお話をしていただきました。

最後には、質疑応答の時間を設け、保護者の方から困っていること、疑問に思っていることの答えていただきました。

短い時間ではありましたが、充実した学習会になりました。保護者の皆様もお忙しいなか、ご参加ありがとうございました。

小学部重複6年生 自立活動の様子

文字の学習に必要な力を育てる自立活動

【ねらい】

・文字を読んだり、書いたりするために必要な力を自立活動で身に付ける

 

文字を認識する(読む)ために必要な力

 *本児童は書きなれた文字でも、細かな部分の形や構成が曖昧なことが多い(写真1)

写真1:ひらがなの「や」の間違え

 →細かな部分に注目しながら全体の構造を把握する力(細部視知覚と全体視知覚の整理)

 活動A:分割パズル(6~8分割)

     はじめは絵がつながりそうな部分を手元で合わせて確認していたが、上達してくると 

     左上に基準になる1枚を貼り、そこから絵を完成させていくようになってきた。

 活動B:マグネットを使った位置把握

     角のマグネットを基準にして、横に〇個等を指さしなどで数えながらやっていたが、視て確認することが 

     できるようになってきた。

  

文字を書くために必要な力

 *文字を立体的なイメージで捉えることが難しいため、慣れない文字は線を交差させずに書くことがある。

 →平面の絵を立体的にとらえて、ブロックで構成する力(空間認知の向上)

  活動C:平面の見本での具体物の操作

      横や縦に並べることは初めからできていたが、面がくっつかない構成や見えていないところのブロックを 

     想定して積むことが難しかった。実際に作ったり、作ったものを分解することで、スムーズに行えるよう

     になってきた。

 

☆今回は、文字の学習を支える力として紹介しましたが、視る力や認知処理の方法が整理されることで、生活の中でも球技等の運動に積極的になったり、活動に集中したり注目したりする時間が増えたりすることも期待しています。