お知らせ・活動報告
【のびのび自立】実施!
10月21日(金)に【のびのび自立】を行いました。
今年度3回目となる今回は『楽器/音楽を使用した活動を体験しよう!』をテーマに実施しました。
行動調整や他者意識、注視・追視の力等を向上させる為に、
楽器/音楽をどのように自立活動の授業で取り入れていくのか活動例を紹介し、
実際にタッチベルやトーンチャイム等を使用しながら、先生方にも体験していただきました。
限られた時間の中でしたが、今回も有意義な研修会を行うことができました。
のびのび自立
9/30(金)にのびのび自立を行いました。
のびのび自立とは、自立活動部が中心となり、教職員向けに教材の使い方の紹介や実際に児童生徒が行っている活動の体験等を行っています。
第2回目となる今回は「ストレッチポール」の体験を行いました。
普段、授業で実践している先生方も多いので、今回は実際に先生方に動きや身体の変化を体験していただきました。
ストレッチポールに乗り、肩まわり→背中→腰→股関節の順番で力を抜いていくよう、さまざまな動きをしていきました。
全て終わったあとにストレッチポールから降り、床に横になると身体の力が抜け、いつもと違った感覚になってストレッチポールの効果を体験できました。
最後には、児童生徒への支援方法や注意点等を確認して終え、充実した時間になりました。
のびのび自立は月1回を目標に行っていく予定ですので、引き続き報告をお楽しみに!!
小学部自立活動学習会
9月16日(金)に小学部の教員を対象に自立活動研修会を行いました。
今回は、①体験活動、②講義、③グループワーク、の3本柱で行いました。
体験活動では”楽しく遊ぼう!”をテーマに、ハンモックやバランスボール等、様々な遊具を体験しました。
講義では、諸感覚(固有感覚・前庭感覚・触覚等)と遊びの関係について、作業療法士の小川 恵美子先生にご講義いただきました。
グループワークでは、どういった遊びがお子さんに有効なのか、事例をあげながら話し合いをしました。
今回の学習会で得たことを日々の教育実践に繋げていけたらと思います。
高等部2年 自立活動の様子
今回は、ipadを使用した授業の様子を紹介します。
1「お絵かき伝言ゲーム」
絵の上手い下手ではなく特徴を捉え、相手がわかるように伝えるのをねらいとしています。
3人1組を作り、ipadのメモ機能のペイントでお絵描き伝言ゲームを行っています。最初の人にだけお題を見せ、文字や解答に関する話を厳禁にして何問正解できるか挑戦をしました。
はじめは相手に分かりやすく伝えることを難しそうにしていた様子もありましたが、絵が得意な生徒の解答を見て、相手に分かりやすく伝えるコツを掴む生徒が増え、回数を重ねるごとにお題の特徴を捉えることができるようになってきました。
2「物の名前・挨拶トーク」
コミュニケーションの場を設定しし、語彙力向上と他者とのやり取りの楽しさを知ることをねらいとしています。
氏名や数種類の挨拶をアプリを使用して答えたり、ひらがな積み木の好きな文字を選んで、裏に書いてある文字をアプリで使用して答えたりしています。
令和4年度 自立活動研修会
7/28(木)校内の先生方向けの研修会を行いました。
テーマは「子どもの困難さの原因を考える~感覚と生活の関連から~」をテーマに、作業療法士の小川先生にご講演いただきました。
触覚、前庭覚、固有覚について、それぞれの感覚を捉える体験活動を行いながら、専門的なお話を伺うことができました。
2学期の後半には、保護者向け学習会でも小川先生にお話ししていただくので、楽しみにお待ちください。
抽出自立活動の様子
本校には、自立活動部員が一対一又は小集団での指導を行う「抽出自立活動」というものがあります。
今回はその「抽出自立活動」の授業の様子をご紹介します。
(1)タッチベルやトーンチャイム等の楽器を使用しながら、うたに合わせて楽器を鳴らす・提示された音の楽器を鳴らす等の活動を通して、他者意識や行動調整等の力の向上を図っています。
(2)ハンモックやブランコ等の揺れ遊具やトランポリンや回転椅子等を使用しながら、生活や学習の基礎となっている感覚にアプローチをする活動です。遊具は、児童生徒本人が”やりたい!”と思ったものを選択し、写真カード等を用いて教員に意思表示をしてから取り組んでいます。
令和4年度 第1回自立活動保護者学習会
7月5日(火)に第1回 自立活動保護者学習会が行われました。
今回は『子どもの気になる行動を探ろう』をテーマに学習会を行いました。
前半は、本校自立活動部員による、子どもの気になる行動の背景や諸感覚、こだわり行動の捉え方等についての講義を行いました。
後半は、少人数グループにわかれ、各家庭での困りごとや対処法について等の情報交換を行いました。
また、最後にはパラバルーンやカラーマットを使用した活動を体験をしていただきました。
今回もたくさんの保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。
令和3年度 第2回 自立活動保護者学習会
12月13日(月)に第2回 自立活動保護者学習会が行われました。
今回は、本校の特別非常勤講師である臨床心理士の 遠藤 愛 先生を講師にお迎えし、
「子どもの行動の原因を考える」
~こだわり、自己刺激、不適応行動… なんでこんな行動するの?~
というテーマで学習会を行いました。
前半は遠藤先生にご講演いただき、後半は少人数にわかれグループ協議を行いました。
遠藤先生には、こだわりの意味や対応方法等、実例をもとにわかりやすい言葉で一つひとつ丁寧に説明をしていただきました。
グループ協議においても、どのグループも活発な話し合いが行われていました。
今回もたくさんの保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。
音楽療法の様子~小学部4年生~
小学部4年生では、自立活動の一環として、音楽療法士の先生に来ていただき、音楽療法セッションを行っています。
音楽療法は、音楽を意図的、計画的に使用し、音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害による困難さの改善、機能の維持改善、生活の質の向上、行動変容などを目指すことをねらいとしています。
リズムに合わせて楽器を鳴らしたり、先生のマネをしたりと、子どもたちは数少ない音楽療法の時間を楽しんでいます!
授業の様子~高等部1年課題別~
高等部1年Eグループでは、人間関係の形成やコミュニケーションの力を高めるために、聞き取りやすい声や話し方を身につけることをねらいとした授業に取り組んでいます。
1学期は、①腹式呼吸、②割箸やストローを使った滑舌トレーニング、③ゆっくり長く息を吐いて大きなシャボン玉を作る、④動画に合わせて早口言葉、などといった滑舌や発声のトレーニングを中心に行いました。生徒たちは、楽しみながらも一生懸命取り組んでおり、回数を重ねることで少しずつ慣れてきた様子です。
今後は、これまでのトレーニングに加えて、他者と会話を楽しむ力を高められるような学習に取り組んでいく予定です。