お知らせ・活動報告

お知らせ・活動報告

令和4年度 第2回 自立活動保護者学習会

11月11日(金)に第2回 自立活動保護者学習会が行われました。

今回は、本校の特別非常勤講師である作業療法士の小川 恵美子 先生を講師にお迎えし、

『子どもの気になる行動と感覚運動との関係について』をテーマに学習会を行いました。

”感情のコントロールが難しい” ”自己刺激行動で忙しい” ”姿勢が崩れやすい”…等の困ったことを

感覚統合の視点からご講義をしていただきました。

また、5,6人の小グループにわかれ、各ご家庭で気になる行動について情報共有をしたり、

頭の向きを変えて回転をし目の回り方を感じていただいたり、

圧をかけた触り方を感じていただいたり等、体験活動もたくさん行いました。

   

お忙しい中、今回もたくさんの保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。 
 

中学部 グループ自立(海グループ)の様子

今回は中学部で行われているグループ自立の様子を紹介します。

 

1「タッチベル(きらきら星)」

 自分の順番や、指定されたタイミングを意識してタッチベルをたたくことをねらいとしています。

 生徒にそれぞれタッチベルを配り、教員の提示するカードを見て順にベルを鳴らします。

はじめは周りの音や、カードに集中することが難しく、音がつながらないことがありましたが、活動を続けるうちに友だちの名前を呼び鳴らす順番を教える姿も見られるようになりました。

        

 

2 「ボール回し」

 友だちと協力する中で一緒に活動する子の名前を呼んで誘ったり、相手の動きに合わせたりすることをねらいとしています。

 

 二人一組でボール回しをしました。はじめは、教員に促されて友だちに声をかけに行っていましたが、活動を繰り返すうちに「誰と一緒?」と聞くと「○○さん一緒」と誘いに行く姿が見られるようになりました。また、渡すときも相手の動きをよく見て落とさないように受け渡しをすることができるようになりました。

            

【のびのび自立】実施!

10月21日(金)に【のびのび自立】を行いました。

今年度3回目となる今回は『楽器/音楽を使用した活動を体験しよう!』をテーマに実施しました。

行動調整や他者意識、注視・追視の力等を向上させる為に、

楽器/音楽をどのように自立活動の授業で取り入れていくのか活動例を紹介し、

実際にタッチベルやトーンチャイム等を使用しながら、先生方にも体験していただきました。

限られた時間の中でしたが、今回も有意義な研修会を行うことができました。

 

 

 

のびのび自立

9/30(金)にのびのび自立を行いました。

のびのび自立とは、自立活動部が中心となり、教職員向けに教材の使い方の紹介や実際に児童生徒が行っている活動の体験等を行っています。

第2回目となる今回は「ストレッチポール」の体験を行いました。

普段、授業で実践している先生方も多いので、今回は実際に先生方に動きや身体の変化を体験していただきました。

ストレッチポールに乗り、肩まわり→背中→腰→股関節の順番で力を抜いていくよう、さまざまな動きをしていきました。

全て終わったあとにストレッチポールから降り、床に横になると身体の力が抜け、いつもと違った感覚になってストレッチポールの効果を体験できました。

最後には、児童生徒への支援方法や注意点等を確認して終え、充実した時間になりました。

のびのび自立は月1回を目標に行っていく予定ですので、引き続き報告をお楽しみに!!

 

小学部自立活動学習会

9月16日(金)に小学部の教員を対象に自立活動研修会を行いました。

今回は、①体験活動、②講義、③グループワーク、の3本柱で行いました。

体験活動では”楽しく遊ぼう!”をテーマに、ハンモックやバランスボール等、様々な遊具を体験しました。

講義では、諸感覚(固有感覚・前庭感覚・触覚等)と遊びの関係について、作業療法士の小川 恵美子先生にご講義いただきました。

グループワークでは、どういった遊びがお子さんに有効なのか、事例をあげながら話し合いをしました。

今回の学習会で得たことを日々の教育実践に繋げていけたらと思います。