お知らせ・活動報告

お知らせ・活動報告

第3回 のびのび自立

10月6日(金)の放課後に、校内の教員向けの「のびのび自立」(ミニ研修会)を実施しました。

今回のテーマは「ストレッチポール」です。

先生方にストレッチポールに乗ってもらいながら、その効果を体験してもらいました。

肩回り→背中→腰→股関節の順に、各部位にアプローチできる動作を行っていきました。

ストレッチポールの効果の感じ方として、全ての動作を終えた後に、ストレッチポールから降りて、床に寝てみると、背中全体が床にくっつくような感覚を味わえます。

 

15分~20分程度乗り続けるだけでも、効果が出てくるので気になる方は、ぜひ体験してみてください。

 

 

高等部自立活動学習会

10月26日(木)高等部自立活動学習会を行いました。

講師に作業療法士の小川恵美子先生をお招きして、「事例から見る作業学習での効果的な指導について」というテーマで進めていきました。

生徒が作業学習に取り組んでいる様子を動画で見たあとに小川先生から解説や資料を用いての講義をしていただきました。

その後は作業班ごと(木工、窯業、手工芸、農園芸、きのこ、リサイクル、清掃事務サービスの7班)に分かれて、グループワークを行いました。「〇〇の活動ならできる」「〇〇なアプローチが必要だ」などさまざまな視点からたくさんの意見があがりました。

最後には各班で出た意見を学部内で共有することで、現在とは違った作業内容の考案、環境整備の重要性を再認識することができました。

小学部重複6年生 自立活動の様子

文字の学習に必要な力を育てる自立活動

【ねらい】

・文字を読んだり、書いたりするために必要な力を自立活動で身に付ける

 

文字を認識する(読む)ために必要な力

 *本児童は書きなれた文字でも、細かな部分の形や構成が曖昧なことが多い(写真1)

写真1:ひらがなの「や」の間違え

 →細かな部分に注目しながら全体の構造を把握する力(細部視知覚と全体視知覚の整理)

 活動A:分割パズル(6~8分割)

     はじめは絵がつながりそうな部分を手元で合わせて確認していたが、上達してくると 

     左上に基準になる1枚を貼り、そこから絵を完成させていくようになってきた。

 活動B:マグネットを使った位置把握

     角のマグネットを基準にして、横に〇個等を指さしなどで数えながらやっていたが、視て確認することが 

     できるようになってきた。

  

文字を書くために必要な力

 *文字を立体的なイメージで捉えることが難しいため、慣れない文字は線を交差させずに書くことがある。

 →平面の絵を立体的にとらえて、ブロックで構成する力(空間認知の向上)

  活動C:平面の見本での具体物の操作

      横や縦に並べることは初めからできていたが、面がくっつかない構成や見えていないところのブロックを 

     想定して積むことが難しかった。実際に作ったり、作ったものを分解することで、スムーズに行えるよう

     になってきた。

 

☆今回は、文字の学習を支える力として紹介しましたが、視る力や認知処理の方法が整理されることで、生活の中でも球技等の運動に積極的になったり、活動に集中したり注目したりする時間が増えたりすることも期待しています。

 

令和5年度 第2回 自立保護者学習会

11月20日(月)令和5年度2回目の自立活動保護者学習会を実施しました。

講師は本校非常勤講師で言語聴覚士の後藤多可志先生をお招きして行いました。

テーマは「子どもと楽しく関わろう!~子どもに合ったコミュニケーションは何だろう?」です。

今回は事前に保護者の方からいただいた質問を交えながら、後藤先生に講義や解説をしていただきました。「ことば」の獲得についてでは、ことばを獲得するまでには過程があり、子どもたちがどの段階にいるのかを把握し、段階的にアプローチすることが大切。

「ことば」以外の発信方法によるコミュニケーションでは、①(マカトン)サイン②図形シンボル③VOCA等を紹介していただき、活用方法などを教えていただきました。

他にも、「会話の発達について」「発音が不明瞭について」のことにもお話をしていただきました。

最後には、質疑応答の時間を設け、保護者の方から困っていること、疑問に思っていることの答えていただきました。

短い時間ではありましたが、充実した学習会になりました。保護者の皆様もお忙しいなか、ご参加ありがとうございました。

【小学部重複2年生】 自立活動の様子

【ねらい】

・粗大遊び、感触遊びを通して、体幹を支える力や皮膚で物を識別する力をつける

・分かる活動を中心に物を操作する力をつける

・サインやカードを用いた活動を通して、自分の要求や気持ちを表現する手段を増やす

 

〈活動① ふれあい体操〉

 部屋を暗くし音楽をかけた環境で児童は横になり、身体の各部に教員が「圧刺激」を入れていきます。皮膚からの刺激を受け入れられるようにし、触れられている箇所に注意を向けられるよう練習をしています。注意が向きやすいように触れる場所を少しずつ変えたり、ボディイメージが付きやすいよう目に見えるように触れたりしています。

 

〈活動② スクーターボード〉

 キャスターが付いたボードの上に児童が乗り、引っ張る活動です。体幹の鍛えることや平衡感覚の発達を促すことをねらいとした活動です。体が落ちないようにしっかりとタオルやフラフープを持って乗ることができるようになってきました!

 

〈活動③ まねっこピーナッツ〉

ハンドサインでのコミュニケーションにつながる活動です。「コップ」や「ぼうし」などの写真カードを見て、対応する体の部位に触るポーズをしたり、教員の動きを真似したりします。教員とのやり取りを楽しみながら、言葉・意味・動きの結びつきを意識したり、大きな模倣ができるよう練習しています。