風グループでは、1年生2名、2年生1名、3年生3名の計6人で活動しています。
このグループでは、
・ルールのある活動の中で、他者を意識して自分の気持ちを相手に伝えたり、適切なかかわり方を身に着けたりすることができる。【人間関係の形成】
・安心できる環境の中で見通しを持ち、自分の気持ちをコントロールすることができる。【心理的な安定】
の二つのねらいをもとに活動しています。
〈だるまさんが転んだ〉
始めは教員が鬼役になり、ルールを確認しました。生徒たちがルールを把握し、自分で動く、止まるができるようになったので、活動をステップアップ! 生徒が鬼役になり、「DoropTalk VPP」というアプリを活用し、イラストを見て複数の指示の中から自分で選択して指示を出すようにしました。
友だちに動きの指示を出す鬼役は、「相手に伝わる声の大きさ」を意識できるように「Sound Level」というアプリを活用しました。事前に針がどの色をさすのがよい声の大きさか確認することで、適切な声量を意識できるようにしました。
鬼役以外の生徒は、指示を聞き分けすぐに動けるようになってきました。
【DropTalk VPP】 【Sound Level】
〈アクティブアーケード〉
生徒同士が話し合って順番を決めました。「僕は1番がいいけど、ほかに1番やりたい人?」のように友だちに聞き、やりたい順番がかぶってしまったときは「じゃんけんできめればいい」とアイディアを出してくれる生徒もいました。
この日の活動は、足で的をタッチするゲームでしたが、友だちの様子を見てどうすれば得点を伸ばせるのか作戦を立てたり、「画面と遠すぎるから、もっと近づいたほうがいいよ」とアドバイスをくれたりする様子も見られました。
また、順番を視覚的に示すことで次の順番の友だちに声をかけてくれる姿も見られるようになりました。